人身事故関連での自身の経験を踏まえたお話や、ひょっとすると役に立つ?かもしれない一口メモ的な内容を書いていこうかと思います。行政書士が関われる自動車保険業務については他の先生方が詳しく書いてくださっていますからね・・・、そちらは追々と。
では、初回はこれです。
事故の相手方が任意保険に加入していた場合・・・ 「相手方保険会社とケンカしない」です。
話し合いをしていくなかで、対応が事務的、融通が利かないなど不満が色々と出てくるかもしれません。しかし、相手方保険会社にとって貴方はお客さんではありません。お客さんはあくまでも保険契約者=相手方なのです。親身になってくれなくても当然、くらいに思っていると気が楽かもしれませんね。 時には感情的になってしまうかもしれません。しかしそこはグッとこらえてオトナの対応に徹したほうがよろしいかと。人間誰しも罵られたりすればいい気分はしませんものね。特に相手の人間性までも否定するような言動は慎むべきと思います。事故被害者となり頭に来るのは理解できますが、保険会社の担当者は憎き事故の加害者ではありませんから。代わりにお金を支払ってくれるかもしれない唯一無二といっていい大事な存在ですよね。(加害者には何言っても良いわけじゃないですよ!)
もちろん言いたいこと全てを我慢しなければならないわけではありません。事故に関することで正当な内容であればどんどんアピールして良いと思います。どのような損害を被ったのか、理路整然と証明して正当な額を支払ってもらえるように請求していくわけです。そこが難しいわけですが・・・。